クライアントがポートレイト写真を撮る際に、服装やポーズについてアドバイスを行うのもイメージコンサルタントの仕事の1つです。
みなさまも、1度はご自身のポートレートを撮影したことがあるのではないでしょうか?
本日は「ポートレイトを撮影する際に気をつけたいポイント」を、いくつかご紹介したいと思います。
服装に関するものだけでも数多くの注意点がありますので、第一回目は【洋服の柄】についてお伝えいたします。
まず・・・・
ポートレイト撮影をする際には、細かな柄の洋服を着用することはおすすめしません。
たとえば、
⚫️小さな格子柄
⚫️柄と柄との間隔が狭すぎる千鳥格子
⚫️柄と柄との間隔が極端に大きい千鳥格子
⚫️ヘリンボーン(V字型を連続して組み合わせたもの)
⚫️間隔の狭いストライプ
◾️千鳥格子
◾️ヘリンボーン
上記のような柄は、ポートレートを撮る際にはまず避けたほうが良いでしょう。
小さな柄の洋服を選ぶと、撮影をした際に、地図の等高線のようなまだら模様(これをモアレと呼びます)が発生する恐れがあります。モアレは写真を編集する際にある程度まで消すことが可能ですが、完全に消すのはかなり難しいものです。
別の洋服の選択肢があるのであれば、他の柄を選んだほうが良いでしょう。
ポートレートは何よりもまず、ご本人の存在感が際立っていなければなりません。
見る側の焦点が定まらなくなるような細やかな柄よりも、無地やできるだけはっきりした柄の洋服を選びましょう。
次回も引き続き、ポートレートを撮影する際のワンポイントアドバイスをお伝えいたしますね。